ちょっとした工夫を…★
2013/10/01
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ヴァイオリン経験者の方が体験レッスンに来られ、その後、実際にレッスンに通って頂くことになったのですが、
初めてのレッスンで、体験時に指摘させて頂いた弓の持ち方を殆ど直してこられてびっくり!
一般的には、一度ついてしまった癖を直すのには、今まで弾いてきた倍の時間がかかる、なんて言われる程に時間が掛かってしまうのですが、この方は数千円の安い弓を買って職場のデスクに置くようにして、時間を見つけては正しい持ち方を習得するために努力なさっているとのことでした。
大人の方は何人もご指導させて頂いた経験がありますが、このような事をなさる方は初めてでとても感心しました。
上達するには、普段から『うまくなりたい!』と考えながら生活することが大切ですね。
実際にデスクに弓を置けなかったとしても、ペンでも持ち方の確認はできますし、他にも、例えば、電車の手すりを使ってヴィブラートの練習をしたり、揺れる電車の中でバランスを取ってしっかり立つ練習をしたり、雨の日には傘を使って指弓の練習をしたり…。
少しの時間でも日々有効活用すれば、1年後、5年後、10年後には、大きな差になると思います
そういえば、他の生徒さんは、より沢山練習するためにヴァイオリン用のハンガーを買って、いつも楽器をケースから出した状態にしている方もいらっしゃいました♪
確かに、ヴァイオリンはピアノと違って弾くまでの準備に結構時間が掛かりますから、このようなアイデアも良いですね。
皆さんも工夫して、どんどん上達して頂きたいです
うちで飼っている犬(フレンチブルドッグのまろ)です。