【勉強会|人生もバイオリンも気づくことから成長がはじまる】
2018/11/27
勉強会
心理学の勉強会に参加してきました!
まず最初に習ったことは、マイナス言葉を使わないということ❕
マイナス言葉とは
・ダメ
・無理
・難しい
・でも
・だって
・しかし
・けど
・どうせ私にはできない
このような否定語です。
これらの言葉、使っていないようでいて無意識に口から垂れ流ししていることが多いそう🤭
たとえば、ヴァイオリン🎻でいうと
●音程の補助シールを外す
●ポジション移動を始める
●ヴィブラートを学び始める
このような、自分にとって少しハードルの高いはじめての事をする時、
生徒さんによっては
『えー!こんなん無理』
『難しいわ…』
『できません』など、
次々と否定ワードを連発なさる方がいらっしゃいます。
このようなマイナス言葉は、やりたいことに挑戦する勇気がない自分を正当化したり、万が一できなかった時に『ほらねっ、やっぱり』と自分を守る為の言い訳。このような言葉を使っている以上は前に進めず、ずっと負のループをぐるぐると回るだけだそうです。
せっかくの可能性を自ら狭めないために、まずは意識次第ですぐに変えられる言葉選びから徹底していきたいですね。
大切なことは、自分がどのような言葉を使っているかに
気づくこと!
先生のお話の後、近くの方と実践でお話しする時間が設けられたのですが、私は『難しい』という禁止ワードをさっそく使ってしまい苦笑。絶対に言わないつもりだったのに、無意識です💦
考えてみれば、難しい事をがんばっている生徒さんにも
『これ、難しいよね~』って言っていました…
普段から意識して自分の使う言葉をちゃんと聞いて、気づかなければ❕と痛感したのでした。
気づくことがすべてのはじまり
💡音程の濁りに気づく
💡移弦の不明瞭さに気づく
💡不自然なアクセントに気づく
💡『いつもここで詰まるな~』という箇所に気づく
など、バイオリンの上達も
【気づくこと】からしか始まらず、
気づきがなければ永遠にそのままです。
だからこそ、自分の出した音をしっかり神経を研ぎ澄ませてよくよく聴くクセをつけましょう!
成功への道順
気づく⇒考える⇒行動する⇒結果が出る
こういうプロセスになっています。
【先生からの指摘で気づく⇒教わったことをお稽古】+
【自分で気づく⇒自ら考えて行動⇒レッスンで確認】
この、後者のプロセスを加えることが大切🌟
『もっと綺麗に弾くにはどうすればよいのかな…?』
自分でたくさん考えて気づける方ほど上達がはやいといえますね。そのためにはいつもアンテナをしっかり張り巡らせておきましょう。
先生に出来ることと出来ないこと
生徒さんたちは、おもしろいほど皆さん異なる個性を持っています。み~んな違うそれぞれのステキなところを引き出すこと、自分の魅力に気づいて生き生きと輝いていただくことが私の役目だと思います。
そのためには惜しみなく上達方法をお伝えしたいですし、うまくなって頂くために出来ることは何でもしたいと思います。
ですが、実際にご自身の指や腕にヴァイオリンを弾くことを教えてあげられるのは生徒さんご本人だけです。
何故なら、私が生徒さんの脳内に入って行って『ここはこういうフォームね!』とか『指の置き方はこうね』と、直接教えてあげる事はできないから。
だから、私からお伝えしたことを理解したら、自分の脳を使って命令し、何度も正しく繰り返しご自身の体に教えてあげることが大事❗
それが練習なのです。
出来ないという思い込みにサヨナラ
『どうすればできるか?』を考える
心理学の先生の言葉で一番心に残ったのは、
『自分が持っているものを使って調理しましょう』という言葉。
これもバイオリンに限ったお話ではありませんが、人はせっかく何かをしてみたい!こうなりたい!と思っても
『…だけど私には時間がないから無理』
『環境がこうだから出来ない』
『私には才能がないから無理…』
などと、できない理由をたくさん探して試してもみないで終わることが多いそう。コレ、人間の脳に備わっている変化を嫌う恒常性の罠にハマっている状態…。これでは非常にもったいないです。
一回きりの自分の人生を生きる事ができるのは、じぶんの他にいません。自分にないものを羨ましがって無理だと決めつけて行動しないのは勿体ない!自分に与えられている材料がちゃんとあることに気づき、その特徴をよく知ったら、それらを上手く使って自分の人生をおいしく調理する料理人になりましょう🍽✨
たしかに挑戦することは勇気がいりますが、失敗しても大丈夫!失敗経験ナシでお料理がうまくなることなんて、ないのですから。失敗するたびに上手になります👍
おまけ
そうそう!先生は『説得』では、自分自身も含めて人は動かないのだとおっしゃっていました。
動くのは『納得』した時!何事も納得して行動しましょうね!