おこさまレッスン
2013/08/03
ブログ
ヴァイオリンは演奏するのがハードで難しい楽器です。
それをまだ幼稚園児さんくらいのお子様が習い始めるとなると、
ただじっと楽器を構えて立っているだけでも、それはそれは大変なのです。
私も幼い頃 『どうしてもヴァイオリンが弾きたい』 と言って、3歳になってすぐに始めたものの、実際に習ってみるとしばらくは思うように弾けなくて
最初の数ヶ月間は泣いてしまう事もよくあったそうです。
しかし、当時師事していた先生が根気よく教えて下さった上、家では親が私の目線に立って練習に付き合ってくれたので、いまでもヴァイオリンは私の大切な親友となっています。
小さなお子様の上達には、親御さんと指導者が力を合わせてお子様をサポートする事が不可欠です。
中々前に進まないと焦る気持ちにもなりますが決してお子様を急かす事はせず、その子の出来るようになる時期(必ず来ます!)を待ちながらレッスンを進めていくことが大切だと考えています。
当教室では、小さなお子様には、いきなり音符と文字だけの教本を使わず、
まずは可愛い挿絵がいっぱい、文字も大きくて読みやすい子供用の教材を使ってレッスンしています。
(もちろんご本人や保護者様のご希望があれば、挿絵のない教材を使用することも可能です。)
弾けるようになったら挿絵に色を塗ったり、シールを貼ったり、スタンプを押したり…。
苦労して、やっと弾けるようになった時の喜びはひとしお!
できるだけ楽しみながら上手になって頂くのが私のモットーです