5歳の生徒さんが、ヴァイオリンを買い替えられました。

 

 

右手に持つ楽器が1/10、左手に持つ楽器が1/8です。

 

楽器が大きくなると、今まで以上に左指を開かなければならないので戸惑う場合もありますが、今回はそのような問題もなくすんなりと音程が取れました。

 

新しいヴァイオリンはルーマニア製のもので響きも豊か

いつも以上に気持ち良さそうに演奏してくれて、私も幼い頃にサイズアップした時の

ワクワク感を懐かしく思い出しました♪

 

演奏者にとっての楽器は、道具ではなくパートナーです。

大切に扱い、心を込めて弾けば弾く程より良い音を奏でてくれます。

 

小さいながらいつも一生懸命練習してきてくれる頑張り屋さんなので

これから楽器ともっと仲良しになられる事が楽しみです♪

 

余談ですが、『すぐに大きくなるから』と、お子様に適切なサイズより

大きいものを購入したい！と仰る方がおられました。

お気持ちはよく分かるのですが、ヴァイオリンを弾く事は洋服を着る事とは全く違い、

そのような無理を強いるとお子様の心身に大きな苦痛を与える事になります。

やはり、体に合った大きさの楽器を選ぶ事が大切です☆